デザインのトラブルの原因と対応策を思う

グラフィックデザイナーを
30年ほどやってきて

デザインのトラブルの原因と対応策について
書いてみます。

デザインにトラブルは常に付きまといます。

例えば、
イメージと違うとか
デザインがよくないとか
OKが出ていたのに、急に変更が入ったり
目的やコンセプトが途中で変わったり
何度もなんども修正が入ったり
なかなか返事がこなかったり
途中で中止になってしまったり

あげるとキリがありません。

人生を
自分で変えてきた。
自分で変えられる。

という人ほど
トラブルの原因を
自分が原因と考えてしまいます。

デザインが良くない=才能がない=デザイナーとして向いていない。

そんなことは、ありません。
今まで、あなたのデザインを
気に入ってくれたお客様も
たくさんいたはずです。

たまたまクレーマーのようなお客様なのかもしれませんし
目指す方向のすり合わせが
しっかりできていなかったのかもしれません。
デザインの感性が合わない場合もあります。

全て抱え込んでしまってはいけません。

落ち込んだり、自分自身をマイナス評価しないでください。
デザインにトラブルは常に付きまとうのです。

トラブルも
デザイン的要因、人的要因、物理的要因、環境的要因、社会的要因など
いろいろな原因があげられます。

原因は、いろいろあると考えましょう。

それぞれの要因ごとにわけて原因を考え
対策を練り、お客様に提案したり、
考えられることを実行しましょう。

案件の進行中、終了後に振り返って考えましょう。

自分ができることをよく考えましょう。

もしかしたら、
こんな進め方をしたら防げたのではないか?
事前に想定されるマイナス面を伝えておくとか
事前に変更時の条件、中止時の条件を提示しておくとか

お客様にとっても
自分にとっても
良いデザインを作るためのやり方は
いろいろあげられるはずです。