デザイナーになりたいという人から電話

今日、ホームページ制作の
デザイナーになりたいという人から電話がありました。

CSSやhtmlを勉強していて
まだ自分のポートフォリオのような
ホームページは持っていないとのこと。

大学では別分野の勉強をしていて
今は社会人。

アルバイトでいいので
経験を積みたいので仕事をさせて欲しい。とのこと。

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正直、クオリティ的にやってもらえそうな仕事はないだろう。

かなりクオリティの高い仕事をしている人から
仕事をやらせてください。という売り込みがあるが
やってもらったことはない。

お客様としっかり打ち合わせをした自分でないと
良いデザインはできないから。

それと、
誰かに仕事を頼むほど、仕事の量も多くはない。
自分一人で十分だ。

守秘義務のこともある。

仕事をする=お客様から公開できない情報を受け取ることになる。
情報を守ることも重要だ。

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大学のデザイン科を卒業しても、デザイナーとして就職するのはクラスで数人

狭き門

クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどで
フリーランスでやっている人は大勢いる

でもきちんとした仕事をできる人が、どれだけいるかわからない。

たまに
安い値段に惹かれてデザインを頼んだものの
とんでもないものが、出来上がったきた。

というお客様の話を聞いたこともある。

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以前も書いたことがあるが
デザイナーの素養として

忍耐力が重要だ

デザインしてそれで完成ではない。

修正がある。

お客様によっては
30回以上の修正をすることもある。

忍耐力、メンタルの強さが必要だ。

考えがコロコロ変わるお客もいる。

音信不通になるお客もいる。

デザインを出して
何度か修正して
その途中でキャンセル。と言い出すお客もいる、

怒ったり、切れたりしない。

笑うしかない。

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良いデザインができて
お客様に喜んでもらえたら
こんな嬉しいことはない。

でも大変な面もあるのだ。

その大変な面も
受け入れられるか

そこがデザイナーを続けられるかどうかの分岐点になる。

とりあえず、アルバイトでもいいので

経験を積むことだ。