いつも幸せな人と、いつも不幸な人

最近、思うことです。

世の中には、同じような出来事を経験しても、
「自分は幸せだ」と感じる人と、
「自分は不幸だ」と感じる人がいます。

もちろん、人生には本当に大変なことが起きます。
人間関係、仕事、お金、健康、家族の問題など、
自分の力だけではどうにもならないこともあります。

幸せと思っている人は、何もかも順調な人ではありません。
むしろ、苦労や失敗を経験していても、
その中から何かを学び、次に活かそうとします。

「なぜこうなったのか」
「次はどうすればいいのか」
「自分にも改善できるところはなかったか」

よく考え
自分でできることはなかったか
反省し次に生かしていきます。

そうやって、自分の人生を少しずつ積み上げていきます。

一方で、不幸と思い続けている人は、
同じような問題を何度も繰り返していることがあります。

大事な局面で、全ての条件を細かく確認をしない。
一面的な良いと思われることで判断し、マイナス面を見ない、考えない。
相手を見極めない。
感情や不安に流されて決めてしまう。
口約束を信じすぎる。
少し立ち止まって考えれば避けられたことを、勢いで選んでしまう。

そしてうまくいかなくなると、
「私は運が悪い」「いつも不幸なことばかり起きる」と
考えてしまう。

本当は、自分自身がよく考えずに
決めてしまったことが
原因なんだけど、そのことを考えることができない。

もちろん、本人にとっては本当に苦しいのだと思います。
けれども、その原因を自分自身が原因とは考えずに
すべて外側に置いてしまうと、
次に同じことが起きた時にも、
また同じ選び方をしてしまいます。

また、同じ問題を繰り返します。

もちろん、自分の力では、どうにもならないこともあります。

そうした時、
ありとあらゆる考えられる全てを試して
少しでも良くなるように改善するしかないかなと思います。

人生が積み上がっていく人と、
なかなか積み上がらない人の違いは、ここにあるのかもしれません。

幸せと思える人は、起きた出来事を自分の学びに変えます。
不幸と思い続ける人は、
起きた出来事を「自分はかわいそうだ」という物語に変えてしまいます。

この違いは、とても大きいと思います。

「自分は幸せだ」と思えることには、大きなメリットがあります。
それは、目の前にあるものを大切にできることです。

小さな親切。
普通に過ごせる一日。
信頼できる人との関係。
仕事があること。
健康で動けること。
誰かに必要とされること。

幸せと思える人は、そうしたものに気づくことができます。
すると、今あるものを雑に扱わなくなります。
人間関係も、仕事も、チャンスも、大切に育てようとします。

幸せは、ただ手に入れるものではなく、
受け取り、守り、育てていくものなのだと思います。

逆に、不幸と思い続けている人は、
せっかく手にした幸せや未来を、
自分から手放してしまうことがあります。

本当は大切にしてくれる人がいた。
良い仕事やチャンスがあった。
穏やかに生きられる可能性があった。
でも、それを信じきれなかったり、維持する努力ができなかったり。
自分にはふさわしくないと思ってしまったりして、
結局また以前の不幸な状態に戻ってしまう。

外から見ると、「なぜそんな選択をするのだろう」と思います。
けれども、本人にとっては、
不幸な状態の方が慣れた場所なのかもしれません。

幸せになることは、実は勇気がいります。
幸せを受け取るには、自分の人生に責任を持つ必要があります。

人を信じる力も必要です。
選んだものを大切にする覚悟も必要です。

不幸のままでいれば、
「自分は悪くない」「運が悪かった」「周りがわかってくれない」と
言い続けることができます。
しかし、その場所に居続ける限り、人生は前に進みにくくなります。

不幸な人を助けることは、悪いことではありません。
困っている人に手を差し伸べることは、とても大切なことです。

ただし、助けが必要な人と、
不幸を手放す気がない人は違います。

助けられたことに感謝し、自分でも変わろうとする人は、
少しずつ前に進みます。
しかし、いつも誰かに助けてもらうことが前提になり、
自分の選び方や考え方を変えようとしない人は、
周りの時間や気力まで奪ってしまうことがあります。

いわゆる「エナジーバンパイア」と呼ばれるような人は、
最初からそう見えるわけではありません。

むしろ、最初はとてもかわいそうに見えることがあります。
話を聞いているうちに、つい助けたくなる。

でも、助けても助けても状況が変わらず、
気づくとこちらの時間、お金、気持ちがすり減っている。

そういう関係には、注意が必要です。

大事なのは、その人が本当に変わろうとしているかどうかです。
自分の人生のハンドルを、自分で握ろうとしているかどうかです。

人は誰でも、失敗します。
判断を間違えることもあります。
信じた相手に裏切られることもあります。

でも、そこから学べる人は、人生を少しずつ変えていけます。

幸せと思っている人は、特別に恵まれている人ではありません。
幸せを見つける目を持ち、幸せを受け取る準備があり、
幸せを守る努力をしている人なのだと思います。

不幸と思い続けている人は、
もしかすると、幸せになる機会がなかったのではなく、
幸せを選び続けることができなかったのかもしれません。

人生を変えるのは、大きな奇跡ではなく、日々の小さな選択です。

確認すること。
見極めること。
感情だけで決めないこと。
同じ失敗を繰り返さないこと。
今あるものに感謝すること。
そして、自分の人生を他人任せにしないこと。

幸せになる人は、幸せな出来事が起きるのを待っているだけではありません。
幸せを受け取り、守り、積み上げていく選び方をしているのだと思います。

私の周りで
いつも幸せそうにしている人と
いつも不幸そうな人がいます。

何が違うんだろう? と、ずっと考えていました。
その考えた内容を文章にまとめてみました。

ちなみに私は、
幸福のかたまりだなあ
なんて呑気に思っています。

いろんな人と出会い
感謝しています。

ありがたいことです。

それと
ともかく運がいいです。