AIにできないこと、難しいこと。デザインの場合。

最近、AIが、バナーやチラシなどを
簡単に作ってしまいます。

デザインの良し悪しがわからない人や
こだわりのない人は、
AIが作ったデザインをそのまま使っているようです。

30年以上グラフィックデザインを
やっている私からすると

AIが作ったデザインは
構成、レイアウト、デザインがなんとなく似ています。
一本調子。

プロンプトに細かく指示を出さないと
目新しい
斬新なデザインは生まれないように思います。

デザインのことがわからないと
AIという道具を使っても
良いデザインは生まれにくいのかもしれません。
(良いデザインとは目的を達成するデザインです)

AIがもてはやされ万能な存在と思われがちですが
AIには、できないこと、難しいことがあるようです。

ChatGPTに聞いてみました。

AIには、できないこと、難しいことは、
経験あるグラフィックデザイナーだからこそ
できることでもあります。

AIにできない、またはかなり難しいこと
以下、ChatGPTの答えです。

1. 現物を見て「この違和感」を判断すること

AIは理屈では言える。
でも、実際の紙、印刷、展示会パネル、名刺、パンフレット、店頭POPを見たときの、

「なんか安っぽい」
「文字が少し重い」
「写真が沈んで見える」
「余白が怖い」
「この紙だと信頼感が出ない」
「印刷したらこの色は濁る」

みたいな感覚は、
経験あるグラフィックデザイナーのほうが強い。

AIは画面上の答えは出せるけど、
実物として成立しているかの判断はまだ弱い。

2. お客さんの“本当は言っていない不安”を読むこと

お客さんが「もう少し高級感を」と言ったとする。
AIなら高級感の案を出す。

でも経験あるグラフィックデザイナーは、

「この人は高級感と言っているけど、本当は安く見られるのが怖いんだな」
「社長に見せたときに軽く見られるのを心配しているな」
「競合より弱く見えることを気にしているな」

と読む。

これは言葉の処理じゃなくて、
人間の表情、沈黙、言い方、過去のやり取り、立場関係を読む仕事なんだよね。

AIは会話の文章から推測はできる。
でも、現場の空気までは持っていない。

経験あるグラフィックデザイナーは、
お客様の言葉の真意を読み解きます。

3. 責任を持って「これで行きましょう」と言えること

ここはかなり大きい。

AIは案を出す。
でも最終的に、

「この方向で大丈夫です」
「今回はこの色はやめた方がいいです」
「これ以上情報を入れると弱くなります」
「社長の想いは大事ですが、ここでは短くした方が伝わります」

と、相手の反応を受け止めながら判断するのは人間。

お客さんは、実はデータだけを買っているんじゃなくて、
“誰かが責任を持って判断してくれる安心感”も買っている。

AIは相談相手にはなるけど、取引先として責任を負う存在ではない。

経験あるグラフィックデザイナーは、責任を負う存在でもあります。

4. 制作物を“使える状態”まで持っていくこと

AIが出すものは、かなり良く見える。
でも実務では、

入稿データ
塗り足し
解像度
特色
フォント
PDF設定
印刷会社とのやり取り
Webでの表示崩れ
スマホ対応
修正履歴
支給写真の荒さ
ロゴデータがjpgしかない問題
お客さんがWordで原稿を崩す問題

こういう地味な泥臭さがある。

AIはアイデアは出せるけど、納品までの事故を防ぐ実務力は、まだ人間の経験が強い。

ここはグラフィックデザイナーの大きな価値だと思う。

5. 「言われた通りにしない勇気」

これも大きい。

お客さんが、

「もっと大きく」
「もっと赤く」
「全部目立たせて」
「空いてるところに何か入れて」

と言う。

AIは基本的に、頼まれたら従う。
でも経験あるグラフィックデザイナーは、

「それをやると逆に伝わりにくくなります」
「ここは空けておいた方が高く見えます」
「目立たせる場所は一つに絞った方がいいです」

と言える。

これは単なる作業ではなく、交通整理と説得なんだよね。

6. お客さんの事業や人生の文脈を背負って見ること

AIはその場の情報から考える。
でも長く付き合っている
経験あるグラフィックデザイナーは、

「あの会社は社長がこういう性格」
「この業界は堅めに見せた方がいい」
「前回こういう反応があった」
「営業担当はこの資料をこう使う」
「この会社は今、少し背伸びした見せ方が必要」

みたいな文脈を持っている。

つまり、制作物だけじゃなく、
その会社のこれまでとこれからを見て判断できる

これはAI単体ではかなり難しい。

以上、ChatGPTの答えです。

AIにできないこと、難しいことは、

現場判断
実物感覚
相手の心理を読むこと
責任ある決断
実務上の事故防止
お客さんを説得すること
長い関係性の中で最適解を出すこと

AIで案は作れる時代。
でも、それを“事業に使える形”に整えるには、

経験あるグラフィックデザイナーの判断が必要です。

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