ロゴ、名刺、ホームページ、会社案内、パンフレット、カタログなど
個別にご依頼を受けた時
私なりに世界観やブランドイメージを想定し
デザインをしています。
ブランディングの一環として
制作したほうが、効果が発揮できると思います。
中小企業様の場合
予算も厳しくブランディング一式を外部に依頼するのも難しいと思います。
そこで、自社でブランディングする場合の
手順とやり方をご説明したいと思います。
自社の強みを整理し、伝わる形に整えるために
中小企業がブランディングに取り組むとき、
まず大切なのは「ロゴを変える」「ホームページをきれいにする」
といった見た目から始めることではありません。
もちろん、デザインを整えることは重要です。
しかし、その前に必要なのは、自社が何を大切にしていて、
誰に対して、どのような価値を提供しているのかを明確にすることです。
ブランディングとは、自社の魅力や考え方を整理し、
それをお客様に正しく伝わるように整えていく作業です。
特に中小企業の場合、大企業のように大規模な調査や広告展開を行うよりも、
まずは自社の強みを言葉にし、営業・採用・広報に使える形にすることが大切です。
ここでは、中小企業が自社でブランディングを進める場合の基本的な手順を紹介します。
ブランディングを進める基本手順
中小企業がブランディングを進める場合は、次のような流れで考えると整理しやすくなります。
- 自社の現状を整理する
- 顧客や市場、競合を確認する
- 自社の強みと選ばれる理由を言語化する
- ブランドの核となる考え方を決める
- 誰に、どう見られたいかを決める
- 伝える言葉を整える
- デザインや営業ツールに落とし込む
- 社内で共有し、日々の活動に使う
- 定期的に見直し、育てていく
ブランディングは、一度決めて終わりではありません。
自社の方向性を整理し、それを実際の営業活動や広報活動の中で使いながら、少しずつ育てていくものです。
1. 自社の現状を整理する
最初に行うべきことは、自社の現状を客観的に整理することです。
どのような商品やサービスを提供しているのか。
どのようなお客様に選ばれているのか。
これまでどのような仕事を得意としてきたのか。
逆に、今後はどのような仕事を増やしていきたいのか。
こうした情報を一度書き出してみることで、自社の立ち位置が見えてきます。
この段階では、きれいな言葉にまとめる必要はありません。
まずは、事実を洗い出すことが大切です。
たとえば、次のような項目を整理します。
- 主な商品・サービス
- 主な顧客層
- よく依頼される内容
- お客様から評価されている点
- 競合と比べて違う点
- 今後伸ばしていきたい分野
- 会社として大切にしている考え方
経営者だけで考えるのではなく、営業担当者や現場スタッフの意見を聞くのも有効です。
実際にお客様と接している人の言葉には、自社の強みを見つけるヒントが多く含まれています。
2. 顧客や市場、競合を確認する
次に、自社を取り巻く環境を確認します。
ブランディングは、自社の中だけを見ていても完成しません。
お客様が何を求めているのか、競合他社はどのように見せているのか、市場の中で自社はどの位置にいるのかを把握する必要があります。
特に中小企業の場合、価格や規模で大手と同じ土俵に立つのではなく、自社ならではの価値を明確にすることが重要です。
たとえば、同じ商品やサービスを扱っていても、
- 対応の早さ
- 相談のしやすさ
- 柔軟な提案力
- 専門性
- 地域密着
- 長年の実績
- 顧客との関係性
- 細かな対応力
など、中小企業だからこそ伝えられる強みがあります。
競合を確認する目的は、単に他社を真似ることではありません。
他社との違いを見つけ、自社がどの部分で選ばれるべきなのかを明確にするためです。
3. 自社の強みと選ばれる理由を言語化する
次に、自社の強みを言葉にしていきます。
ここで注意したいのは、「品質が高い」「丁寧に対応します」「技術力があります」といった一般的な表現だけで終わらせないことです。
これらの言葉は大切ですが、多くの会社が同じように使っているため、それだけでは違いが伝わりにくくなります。
大切なのは、その強みがなぜ生まれているのか、どのような場面でお客様の役に立っているのかまで掘り下げることです。
たとえば「対応が早い」という強みであれば、単に早いと書くだけでなく、
「社内の判断が早く、担当者が直接状況を把握しているため、急な変更や相談にも柔軟に対応できる」
というように、背景まで言葉にすると説得力が出ます。
また、「技術力がある」という場合も、
「長年にわたり特定分野の製品に携わってきた経験があり、図面や仕様だけでは見えにくい課題まで理解して提案できる」
というように、お客様にとってのメリットまで表現することが重要です。
ブランディングでは、自社が言いたいことだけでなく、お客様が理解しやすい言葉に変換することが求められます。
4. ブランドの核となる考え方を決める
自社の強みが見えてきたら、次にブランドの核となる考え方を決めます。
ここで整理するのは、会社としての理念や方向性です。
具体的には、次のような内容です。
- 何のために事業を行っているのか
- どのような価値を社会や顧客に提供したいのか
- 将来的にどのような会社を目指すのか
- 仕事をするうえで大切にしている姿勢は何か
- お客様に対して約束できることは何か
いわゆるミッション、ビジョン、バリューと呼ばれるものに近い内容です。
ただし、中小企業の場合、必ずしも難しい言葉にする必要はありません。
むしろ、社員が日常の中で理解しやすく、お客様にも伝わりやすい言葉にすることが大切です。
立派な言葉を並べても、実際の仕事と結びついていなければ意味がありません。
自社の実態に合った、無理のない言葉にすることが重要です。
5. 誰に、どう見られたいかを決める
次に考えるべきことは、誰に向けたブランドなのかという点です。
すべての人に好かれようとすると、結果的に印象がぼやけてしまいます。
ブランディングでは、自社が本当に届けたい相手を明確にすることが大切です。
たとえば、
- 既存顧客と同じような業種の会社を増やしたいのか
- これまでよりも規模の大きい企業と取引したいのか
- 価格よりも品質を重視する顧客に選ばれたいのか
- 採用面で若い人材に魅力を伝えたいのか
- 地域の企業から信頼される存在になりたいのか
目的によって、伝える内容や見せ方は変わります。
また、「どう見られたいか」も重要です。
たとえば、親しみやすい会社に見られたいのか、専門性の高い会社に見られたいのか、安心感のある会社に見られたいのか、先進的な会社に見られたいのか。
この方向性を決めることで、言葉やデザインのトーンが整いやすくなります。
6. 伝える言葉を整える
ブランドの方向性が決まったら、それをお客様に伝わる言葉に整えていきます。
ここで必要になるのは、会社の考え方を短く分かりやすく伝える言葉です。
たとえば、
- キャッチコピー
- 会社紹介文
- サービス紹介文
- 選ばれる理由
- 代表メッセージ
- 営業資料の見出し
- ホームページのトップメッセージ
- 採用向けメッセージ
などです。
このとき大切なのは、媒体ごとに言っていることがバラバラにならないようにすることです。
ホームページでは「品質重視」と言っているのに、営業資料では「低価格」を強調している。
採用ページでは「挑戦できる会社」と言っているのに、会社案内では古い印象のままになっている。
このような状態では、見る人に一貫した印象が残りません。
ブランディングでは、会社の考え方や強みを整理したうえで、どの媒体でも同じ方向性で伝わるようにすることが大切です。
7. デザインや営業ツールに落とし込む
言葉が整理できたら、次にデザインへ落とし込みます。
ここで初めて、ロゴ、色、書体、写真、レイアウト、ホームページ、会社案内、営業資料などの表現を整えていきます。
デザインは、単に見た目をきれいにするためのものではありません。
会社の考え方や強みを、見る人に分かりやすく伝えるための手段です。
たとえば、信頼感を伝えたい会社であれば、落ち着いた色や読みやすいレイアウトが適しているかもしれません。
技術力や先進性を伝えたい会社であれば、シャープなデザインや図解を活用した表現が効果的な場合もあります。
親しみやすさを伝えたい会社であれば、写真や言葉のトーンをやわらかくすることも考えられます。
重要なのは、デザインが会社の方向性と一致していることです。
ブランディングで決めた内容を、ホームページ、会社案内、営業資料、名刺、展示会ツール、SNSなどに一貫して反映することで、お客様に同じ印象を持ってもらいやすくなります。
8. 社内で共有し、日々の活動に使う
ブランディングは、外向けに発信するだけでは不十分です。
社内で共有し、日々の活動に使えるようにすることが大切です。
せっかくブランドの方向性を決めても、社内で共有されていなければ、営業、採用、広報、顧客対応の表現がバラバラになってしまいます。
そのため、決めた内容は簡単なブランドブックやガイドラインとしてまとめておくとよいでしょう。
そこには、次のような内容を入れます。
- 会社の理念や考え方
- 自社の強み
- 顧客に提供する価値
- 基本となるメッセージ
- 使用するキャッチコピー
- デザインの方向性
- 色や書体のルール
- 写真や文章のトーン
- 営業や広報で使う表現
大げさな冊子にする必要はありません。
まずは数ページの資料でも構いません。
大切なのは、社員が迷ったときに立ち返れる基準をつくることです。
9. 定期的に見直し、育てていく
ブランディングは、一度作って終わりではありません。
事業内容が変わったり、顧客層が変わったり、採用したい人材が変わったりすれば、伝え方も見直す必要があります。
ただし、頻繁に方向性を変えすぎると、ブランドの印象が定まりません。
大切なのは、基本となる考え方は大きく変えずに、時代や事業の変化に合わせて表現を調整していくことです。
たとえば、ホームページの文章を見直す。
会社案内の内容を更新する。
営業資料に新しい実績を追加する。
採用向けのメッセージを整える。
このように、実際に使いながら改善していくことで、ブランドは少しずつ会社の資産になっていきます。
中小企業のブランディングで大切なこと
中小企業のブランディングで大切なのは、大きく見せることではありません。
自社の実態に合った強みを整理し、それを分かりやすく伝えることです。
無理にかっこよく見せようとするよりも、実際にお客様から評価されていること、社員が大切にしていること、これまで積み重ねてきた信頼を言葉とデザインで整えることが重要です。
ブランディングが整理されると、会社の伝え方に一貫性が生まれます。
ホームページ、会社案内、営業資料、採用資料などで同じ方向性を伝えられるようになり、お客様に覚えてもらいやすくなります。
また、価格だけで比較されにくくなり、自社の価値や考え方に共感してくれるお客様と出会いやすくなります。
小野デザインでは、こんなことができます
小野デザインでは、中小企業のブランディングを、
言葉とデザインの両面からサポートしています。
単にロゴやホームページを作るだけではなく、
まずは自社の強みや選ばれる理由を整理し、
どのように伝えればお客様に届くのかを一緒に考えていきます。
たとえば、次のようなサポートが可能です。
- 自社の強みや特徴の整理
- 会社の方向性やブランドコンセプトの言語化
- キャッチコピーや会社紹介文の作成
- ホームページの構成・文章・デザイン
- 会社案内や営業資料の制作
- 採用向けのメッセージづくり
- ブランドブックや簡易ガイドラインの作成
- ロゴ、名刺、パンフレット、Webサイトなどのデザイン統一
中小企業の場合、ブランディングは、大がかりなプロジェクトに
しなくても始めることができます。
まずは、自社の強みを整理し、
今あるホームページや会社案内、
営業資料を見直すことからでも十分です。
「自社の良さがうまく伝わっていない」
「ホームページや会社案内の印象が古くなってきた」
「営業資料や採用資料に一貫性を持たせたい」
「価格ではなく、会社の価値で選ばれたい」
このような課題がある場合は、
ブランディングを見直す良いタイミングです。
小野デザインでは、会社の考え方や強みを丁寧に整理し、
それを伝わる言葉とデザインに落とし込むお手伝いをしています。
中小企業らしい魅力を、無理なく、分かりやすく、
営業や採用に使える形へ整えていきます。
自社のブランドを見直したいとお考えの方は、
まずはお気軽にご相談ください。
株式会社小野デザイン
TEL.03-3774-8098
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