装丁を手がけた高安ミツ子さんの詩集 今日の風

装丁デザインを手がけた
高安ミツ子さんの 詩集 今日の風
が届きました。

どんな仕上がりになったか
実物を見るまでは、ちょっと不安です。

開封し、ほっとしました。

品良く、上品に
存在感を醸し出すような仕上がりになっています。
良かったです。

表紙の絵の金の部分も金らしくなっています。
(少し色調整もしました)

表紙に
絵の好きな義父が購入し、長らくお宅に飾られていた
日本画家 若木 山(わかきたかし)氏の「芙蓉」を使いたい
とのことでした。

デザインする前には、
掲載される詩をいくつか読ませていただきました。
イメージをふくらませてデザインするためです。

装丁デザインは、
絵を表紙全面にあしらう案と
ホワイトスペースを生かし絵をしっかり見せる案の
2つの案をお作りしました。
背景の色のバリエーションをお見せしたりし
今回の装丁デザインに決まりました。

絵が引き立つということで、背景が白いものに決まり
光沢のある表紙が全体の雰囲気に合うだろうということで、
PP張りになりました。

私は今グラフィックデザインの仕事をしていますが、
若い頃は、文学が好きで
大学は文学部日本文学科へ行きました。

今もたまに詩集を読んだり、
友達が書いた詩を読むこともあります。

これから
詩集 今日の風 を読むのが楽しみです。