NPO法人の
ホームページの基礎知識
NPO法人のホームページをどうしたらよいか?
考えている方へ
NPO法人のホームページをどうしたらよいか?
考えている方へ
NPO活動のための、よりよいホームページの構築と運営をされることを願っております。
NPO法人を立ち上げる方、立ち上げたばかりの方へ
NPO法人を立ち上げるとき、ホームページは単なる「団体紹介」ではありません。
活動の目的を伝える場所であり、支援者・寄付者・ボランティア・利用者・行政・企業・地域の方々に、団体の存在を知ってもらうための大切な窓口になります。
特に、設立前や設立直後のNPO法人は、まだ活動実績が少ないこともあります。だからこそ、ホームページでは「何を目指している団体なのか」「誰のために活動するのか」「どのように運営しているのか」「安心して関われる団体なのか」を、わかりやすく伝えることが大切です。
このページでは、NPO法人のホームページを作る前に考えておきたいこと、掲載すべき情報、信頼されるホームページにするためのポイントをまとめました。
これからNPO法人を立ち上げる方、申請中の方、設立したばかりの方の参考になれば幸いです。
NPO法人のホームページは、なぜ必要なのか
NPO法人の活動は、社会課題や地域課題と深く関わることが多くあります。
福祉、子育て、教育、まちづくり、環境、国際協力、文化芸術、スポーツ、災害支援、孤独・孤立支援、終活、介護、居場所づくりなど、活動内容はさまざまです。
しかし、どれほど良い活動であっても、知られなければ支援は広がりません。
ホームページがあることで、活動内容を検索で見つけてもらいやすくなります。SNSでは流れてしまう情報も、ホームページに整理して掲載することで、必要な人が必要なときに確認できるようになります。
また、NPO法人は「信頼」がとても大切です。寄付をお願いする場合、ボランティアを募集する場合、行政や企業と連携する場合、活動の透明性や団体の姿勢が見えることが重要になります。
ホームページは、NPO法人の信頼をつくる基盤です。
設立前からホームページを考えておく理由
NPO法人の設立準備では、定款、役員、社員、事業計画、活動予算、事務所、会計、手続きなど、決めることがたくさんあります。
そのため、ホームページは「法人ができてから考えればいい」と思われるかもしれません。
しかし、実際には設立前からホームページの内容を考えておくことで、団体の目的や活動内容が整理されます。
たとえば、次のようなことを文章にしていくと、ホームページだけでなく、設立趣旨書、事業計画書、パンフレット、助成金申請、支援者への説明にも役立ちます。
なぜこの団体を立ち上げるのか。
どんな社会課題を解決したいのか。
誰のために活動するのか。
どの地域で活動するのか。
どのような事業を行うのか。
どんな人に協力してほしいのか。
寄付や会費をどのように活用するのか。
ホームページづくりは、団体の考えを整理する作業でもあります。
NPO法人のホームページに掲載したい基本情報
NPO法人のホームページでは、まず団体の基本情報をわかりやすく掲載します。
団体名、所在地、代表者名、設立年月日、活動地域、活動分野、事業内容、連絡先などは、初めて見る人が確認したい基本情報です。
特に設立直後のNPO法人では、「どんな団体なのか」がまだ知られていません。難しい言葉で説明するよりも、誰が読んでもわかるように、平易な言葉で活動内容を伝えることが大切です。
たとえば、「地域福祉の向上を目的とする」と書くだけでは、具体的な活動が見えにくい場合があります。
「高齢者が孤立せず、地域の中で安心して暮らせるように、交流の場づくり、相談支援、見守り活動を行っています」と書くと、活動のイメージが伝わりやすくなります。
NPO法人のホームページでは、制度上の正確さと、一般の方に伝わるわかりやすさの両方が必要です。
活動目的・設立のきっかけを掲載する
NPO法人のホームページで特に大切なのが、活動目的と設立のきっかけです。
支援者や協力者は、単に「何をしているか」だけでなく、「なぜその活動をしているのか」を知りたいものです。
代表者や設立メンバーが、どのような課題に出会い、どのような思いで法人を立ち上げたのか。その背景が伝わることで、活動への共感が生まれます。
ただし、思いだけが強すぎると、読んだ人に伝わりにくくなることもあります。
「社会課題」
「団体の目的」
「具体的な活動」
「今後目指す姿」
この順番で整理すると、読みやすく、信頼される内容になります。
事業内容・活動内容を具体的に掲載する
NPO法人のホームページでは、事業内容をできるだけ具体的に掲載しましょう。
たとえば、次のような情報があると、見る人に伝わりやすくなります。
どのような活動をしているか。
誰が対象か。
どこで活動しているか。
どのくらいの頻度で行っているか。
参加費や利用料はあるか。
申し込み方法はどうなっているか。
活動に参加するにはどうすればよいか。
活動がまだ始まっていない場合は、「今後予定している活動」として掲載してもかまいません。
設立直後は実績が少ないため、完璧な活動報告ができないこともあります。その場合は、これから取り組む予定、準備中の内容、協力者を募集している内容を丁寧に伝えることが大切です。
支援者・寄付者に向けた情報を用意する
寄付や会費、賛助会員を募る場合は、支援者が安心して判断できる情報が必要です。
「ご支援をお願いします」と書くだけでは、なかなか行動にはつながりません。
どのような活動に使われるのか。
いくらの寄付で何ができるのか。
継続寄付はできるのか。
銀行振込、クレジットカード、決済サービスなど、どの方法で支援できるのか。
領収書は発行されるのか。
認定NPO法人かどうか。
寄付金控除の対象になるかどうか。
こうした情報をわかりやすく整理することで、支援する人の不安を減らすことができます。
寄付を集めたいNPO法人ほど、活動内容、会計、報告、代表者の考えを丁寧に見せる必要があります。
ボランティア・会員募集のページを用意する
NPO法人の活動には、ボランティア、会員、協力者の存在が欠かせません。
ホームページには、参加したい人が迷わず行動できるように、募集内容を具体的に掲載します。
どんな人を募集しているのか。
未経験でも参加できるのか。
活動日はいつか。
活動場所はどこか。
必要な資格や経験はあるか。
参加までの流れはどうなっているか。
説明会や見学はあるか。
問い合わせ先はどこか。
「お気軽にお問い合わせください」だけでは、初めての人は不安です。
参加前に知りたい情報を先に掲載しておくことで、問い合わせのハードルが下がります。
活動報告・お知らせを更新する
NPO法人のホームページでは、活動報告やお知らせの更新がとても大切です。
更新が止まっているホームページは、「今も活動しているのだろうか」と不安に思われることがあります。
活動報告では、イベントの開催報告、参加人数、活動の様子、利用者や参加者の声、今後の予定などを掲載します。
写真を掲載する場合は、個人情報や肖像権に十分注意し、必要に応じて許可を得て掲載します。子ども、福祉、相談支援、DV、困窮支援など、配慮が必要な活動では、顔が写らない写真、後ろ姿、手元、会場風景、イラストなどを活用する方法もあります。
活動を続けていることが見えるホームページは、信頼につながります。
情報公開・会計情報をわかりやすく掲載する
NPO法人は、透明性が求められる法人です。
定款、役員名簿、事業報告書、活動計算書、貸借対照表、財産目録、年間事業計画、活動予算書など、必要な書類を整理し、閲覧できる状態にしておくことが重要です。
ホームページにすべてを掲載するかどうかは、法人の方針や所轄庁のルール、個人情報への配慮を踏まえて判断する必要があります。
ただし、支援者や寄付者から見れば、活動内容や会計の透明性が見えることは大きな安心材料になります。
PDFで掲載する場合も、ただファイルを並べるのではなく、「事業報告」「決算情報」「定款・規程」など、見出しを分けて整理すると親切です。
NPO法人のホームページにあるとよいページ構成
NPO法人のホームページでは、次のようなページ構成が考えられます。
トップページ
私たちについて
活動目的・設立のきっかけ
活動内容・事業紹介
活動報告
お知らせ
イベント情報
代表あいさつ
団体概要
役員・組織体制
ご支援・寄付のお願い
会員募集
ボランティア募集
よくある質問
情報公開
お問い合わせ
プライバシーポリシー
活動内容によっては、利用者向けページ、相談窓口ページ、企業・行政向けページ、メディア掲載情報、助成金・協賛情報、採用情報などを追加してもよいでしょう。
大切なのは、ページ数を増やすことではありません。
見る人が知りたい情報に、迷わずたどり着けることです。
トップページで伝えるべきこと
トップページでは、最初に「何をしているNPO法人なのか」が伝わることが大切です。
きれいな写真や大きなキャッチコピーだけでは、活動内容が伝わらないことがあります。
トップページの最初には、次の要素を入れるとわかりやすくなります。
誰のための活動か。
どんな課題に取り組んでいるか。
どの地域で活動しているか。
どんな支援・参加ができるか。
たとえば、「子どもたちの未来を支えます」という言葉だけでは、具体的な活動が見えません。
「品川区を中心に、ひとり親家庭の子どもたちへ学習支援と居場所づくりを行っています」と書くと、活動の対象と内容がすぐに伝わります。
NPO法人のホームページでは、雰囲気だけでなく、具体性が大切です。
ドメイン・サーバー・メールアドレスについて
NPO法人として長く活動するのであれば、独自ドメインの取得をおすすめします。
無料サービスのURLでもホームページを作ることはできますが、法人としての信頼性や長期運用を考えると、独自ドメインの方が安心です。
また、メールアドレスも、できれば団体専用のものを用意した方がよいでしょう。
個人のフリーメールだけで運用すると、担当者が変わったときに引き継ぎが難しくなることがあります。代表アドレス、問い合わせアドレス、事務局アドレスなどを整理しておくと、運営しやすくなります。
ホームページは一度作って終わりではありません。更新、管理、セキュリティ、バックアップ、引き継ぎまで考えておくことが大切です。
自分たちで作るか、制作会社に依頼するか
NPO法人のホームページは、自分たちで作ることもできます。
費用を抑えたい場合、Wix、Jimdo、STUDIO、WordPressなどを使って作る方法もあります。
ただし、初めてホームページを作る場合は、ページ構成、文章、写真、デザイン、ドメイン設定、問い合わせフォーム、スマートフォン対応、SEO対策、更新方法など、考えることが多くあります。
特にNPO法人の場合は、活動の信頼性、情報公開、寄付や会員募集、ボランティア募集、行政・企業との連携など、一般的な会社ホームページとは違う視点も必要です。
自分たちで作る場合でも、最初の設計だけはプロに相談する方法があります。
最初に情報設計をしっかり行うことで、あとから作り直す手間を減らすことができます。
ホームページ制作でよくある失敗
NPO法人のホームページでよくある失敗は、情報が足りないことです。
活動への思いは書いてあるけれど、具体的に何をしているのかわからない。
寄付をお願いしているけれど、使い道がわからない。
ボランティアを募集しているけれど、参加方法がわからない。
代表者や団体概要が見つからない。
活動報告が古いまま止まっている。
スマートフォンで見ると読みにくい。
問い合わせ先がわかりにくい。
デザインの印象が活動内容と合っていない。
こうした状態になると、せっかくホームページを見てもらっても、問い合わせや支援につながりにくくなります。
NPO法人のホームページは、見た目だけでなく、情報の整理がとても重要です。
信頼されるNPO法人ホームページにするために
信頼されるホームページにするためには、次の点を意識しましょう。
活動目的が明確であること。
対象者や活動内容が具体的であること。
団体概要や代表者情報が掲載されていること。
問い合わせ方法がわかりやすいこと。
活動報告が更新されていること。
寄付や会費の使い道がわかること。
情報公開の考え方が示されていること。
スマートフォンで見やすいこと。
写真や文章に配慮があること。
継続して更新できる仕組みがあること。
NPO法人のホームページは、社会に対する説明責任を果たす場所でもあります。
丁寧に作られたホームページは、支援者との信頼関係をつくる大切な入口になります。
小野デザインがNPO法人のホームページ制作でお手伝いできること
株式会社小野デザインでは、NPO法人のホームページ制作を承っています。
ただ見た目を整えるだけではなく、活動内容を整理し、見る人に伝わる構成と文章を考え、団体の信頼につながるホームページを制作いたします。
設立前で、まだ掲載内容がまとまっていない段階でもご相談いただけます。
「何を載せればよいかわからない」
「活動内容をうまく文章にできない」
「寄付や会員募集につながるページにしたい」
「自分たちで更新できるホームページにしたい」
「パンフレットや名刺、チラシとデザインをそろえたい」
このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
小野デザインの強み
小野デザインは、グラフィックデザインとホームページ制作の両方に対応しています。
ホームページだけでなく、ロゴ、名刺、パンフレット、チラシ、ポスター、看板、活動案内、寄付募集チラシなど、NPO法人の活動に必要な広報物を一貫して制作できます。
ホームページと印刷物のデザインをそろえることで、団体の印象が統一され、信頼感が高まります。
また、代表者や担当者の方から直接お話をうかがい、活動の思いや目的を整理しながら制作を進めます。
NPO法人の活動は、数字やサービス内容だけでは伝わりません。
どんな社会課題に向き合っているのか。
どんな人を支えたいのか。
なぜその活動が必要なのか。
どんな未来を目指しているのか。
そうした大切な部分を、わかりやすい言葉とデザインで伝えることを大切にしています。
自分たちで更新できるホームページにも対応します
NPO法人のホームページは、公開後の更新が重要です。
お知らせ、活動報告、イベント情報、寄付のお願い、ボランティア募集など、日々の活動に合わせて情報を更新する必要があります。
小野デザインでは、公開後にご自身で更新しやすい形でのホームページ制作にも対応しています。
更新方法の説明や、運用しやすいページ構成のご提案も行います。
毎回制作会社に修正を依頼すると、費用や時間がかかります。自分たちで更新できる部分と、プロに依頼した方がよい部分を分けて考えることで、無理なく運用できるホームページになります。
NPO法人のホームページ制作は、早めにご相談ください
NPO法人のホームページは、設立後に急いで作るよりも、設立準備の段階から考えておくとスムーズです。
団体名、活動目的、事業内容、代表あいさつ、寄付のお願い、会員募集、情報公開など、ホームページに必要な内容は、法人運営そのものと深く関わっています。
まだ内容がまとまっていなくても大丈夫です。
お話をうかがいながら、必要な情報を整理し、ホームページに掲載する内容を一緒に考えていきます。
NPO法人の立ち上げ、設立直後の広報、ホームページ制作でお困りの方は、株式会社小野デザインへお気軽にご相談ください。
NPO法人のホームページについて、どんなことでもご相談ください
NPO法人の活動を、必要な人にきちんと届けるために。
わかりやすく、信頼され、更新しやすいホームページづくりをお手伝いいたします。
株式会社小野デザイン
TEL. 03-3774-8098
ご相談・お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。
NPO法人のコンテンツ
NPO法人のホームページに掲載されているコンテンツ一覧です。
□スライドショー(メッセージ)
□お知らせ
□活動目的
□団体概要説明
□主な活動内容
□事業紹介
□ビジョン
□代表ご挨拶
□代表プロフィール(写真)
□理事紹介
□組織紹介
□組織図
□活動・設立のきっかけ
□活動予定
□活動報告
□定款
□役員報酬規程
□財務諸表
□活動紹介(活動の様子)
□主な活動場所
□利用者の声(いただいたメッセージ)
□ご支援のお願い
□募金のしくみ
□スタッフ紹介
□スタッフご挨拶
□ニュースリリース
□媒体での紹介記事
□SDGsの取り組み
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□拠点地図(グーグルマップとの連携)
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