最近、品川区在住の社会課題に取り組んでいる方々と
お話をする機会がありました。
その取り組みは、実に様々です。
環境、少子高齢化、地域活性、防災、孤独、
教育、医療、福祉、貧困、働き方など。
お話をしながら思ったのは
デザイナーとして社会課題になにかできないだろうか?
JAGDA(日本グラフィックデザイン協会)の会員さんでも
日本全国で自ら企画し取り組んでいる方が多くいらっしゃいます。
(ジカツデザインなどの書籍やオンラインのセミナーで紹介されています)
自ら企画するのはハードルが高いので
直接できるのは、まずは
「伝わっていない課題を、伝わる形にすること」かな
と思います。
1. 社会課題を「わかりやすく翻訳する」
行政、NPO、地域団体、福祉施設、医療機関などは、
良い活動をしていても、伝え方が弱いことが多いです。
たとえば、
活動内容が難しくて伝わらない
チラシが古く見えて信頼されない
支援を必要としている人に情報が届かない
寄付・参加・協力の呼びかけが弱い
「なぜ必要なのか」が一瞬で伝わらない
こういうところを、デザインの力で改善できます。
これは単なる見た目の改善ではなく、社会に必要な情報の流れを良くするのです。
2. 「参加したくなる」仕組みに変える
社会課題の発信は、どうしても真面目で重くなりがちです。
でも、人は正論だけでは動きません。
「自分にも関係あるかも」
「ちょっと参加してみようかな」
「これなら応援できそう」
と思える見せ方が必要です。
たとえば、
防災を怖がらせず、日常の備えとして伝える
高齢者支援を“かわいそう”ではなく“地域のつながり”として見せる
環境問題を説教ではなく“かっこいい選択”として見せる
寄付をお願いではなく“仲間になる入口”として設計する
デザイナーの腕の見せどころです。
3. 地域の小さな課題を拾う
いきなり大きな社会課題に向かわなくても、
品川区や大井町など、身近な地域の課題から始めるのが現実的です。
たとえば、
地域イベントの参加者が増えない
商店街の魅力が若い人に伝わらない
高齢者向け情報が読みにくい
新設法人や小規模事業者が広報で困っている
地域団体の活動が知られていない
婚活・交流会・孤独対策の場づくりが必要
こういう課題に対して、
「伝える」「集める」「つなげる」「続ける」
ためのデザインができます。
人と人をつなぐデザインに広げられたらと思います。
4. 「社会課題×営業ツール」の支援をする
NPOや地域活動も、結局は営業ツールが必要です。
活動紹介パンフレット
協賛募集資料
寄付依頼チラシ
ボランティア募集ページ
イベント告知バナー
活動報告書
クラウドファンディング用画像
SNS投稿テンプレート
行政・企業向け提案書
社会課題を解決する団体の、伝える力を支援するのです。
とりあえず、出会った方にお声がけして
何かできそうなことから
取り組んできたいと思います。