4月14日(火)、品川区100人カイギの第20回に参加してきました。
100人カイギは、毎回地域で活動する5人の登壇者の話を聞くコミュニティイベントです。
登壇者100人で終了というルールがあり、
品川区100人カイギも第20回で、登壇者も100人に。
(毎回40名ほどが参加)
さまざまな分野で活動する人の話を通じて、
「この街にはこんな面白い人がいるんだ」と気づけるのが魅力です。
なぜ今回参加したのか
実は前回、
医師でありながら認知症カフェを開いている森先生が
登壇されていたことがきっかけです。
その時に感じたのが、
「品川区って、こんなに面白い人がいるんだ」という驚きです。
それなら、他の方の話ももっと聞いてみたい。
そう思い、今回の第20回にも参加しました。
品川区長の取り組みと“ウェルビーイング”
まず印象的だったのが、品川区長森澤さんのお話です。
区長に就任してから、品川区ではさまざまな新しい取り組みが進んでいるそうです。
その中心にあるのが、「区民の幸せ=ウェルビーイング」という考え方。
共働きでの子育てのしやすさにおいて、街のランキングで1位になるなど、具体的な成果も出ています。
また、大学時代の論文テーマが
「少子化を通して考えるこれからの日本の在り方」だったという話も印象的でした。
単なる行政運営ではなく、
“どうすれば人が生きがいを感じて、自分らしく暮らせるか”という視点で
街づくりをされているのが伝わってきました。
旬八の社長が語る「未来においしいをつなぐ」
野菜屋・旬八の社長左近さんのお話もとても興味深いものでした。
学生時代、日本を放浪する中で感じたのが
農家の衰退と、都市と地方の格差。
その原体験が、今の事業につながっているそうです。
掲げているのは
「未来においしいをつなぐ」という考え方。
そして、その実現のためのSPFモデル。
単に野菜を売るのではなく、
流通や構造そのものを変えようとしている点に、強い意志を感じました。
SPF事業(Solution Product Fit)とは、
新規事業開発において、顧客の課題を解決する手段(Solution)が、
実際に使える製品・機能(Product)として
実装可能か、かつ市場に受け入れられる価格・品質で提供可能かを検証するフェーズです。
トラックスの現場から見える“チームの作り方”
大井町トラックスの責任者の中野さんのお話は、
まさに現場のリアルでした。
これまで手がけてきた数々のプロジェクトの経験に加え、
特に印象的だったのがチームビルディングの話です。
103名のスタッフ、そして毎日2,200名の工事関係者をまとめるという規模。
その中で大切にしているのが、
・目的を共有すること
・困ったときはさわぐこと
(他に8個ほどお話をされていたのですが、
この2つを聞いて
大切なことだなと思い、
私のやっているビジネス交流会のチームのことを
考えているうちに
聞きそびれてしまいました)
というシンプルだけど本質的な考え方。
組織が大きくなるほど、こうした“当たり前”を徹底することが
どれだけ重要かを感じさせられました。
品川水族館の楽しさは“伝え方”にある
品川水族館の館長の高宮さんお話は、とても楽しい時間でした。
飼育が難しいコハダ(成長するとコノシロ)の展示に挑戦しているという話や、
ごまあざらし「しぶき」の話など、裏側のエピソードも興味深いものばかり。
特に印象に残ったのは、
話の途中にクイズが入っていたこと。
ただ情報を伝えるだけでなく、
「楽しませる」という工夫があることで、一気に引き込まれました。
ちなみに入館料は大人800円。
他の水族館と比べてもかなりリーズナブルで、気軽に行けるのも魅力です。
日本郵政の新しい挑戦
五反田JPビルディングの日本郵政不動産の開業担当として尽力された太田さん。
日本郵政は、20万人規模。
その中で日本郵政不動産は、160名とのこと。
五反田JPビルディングの認知工場に各種イベントを企画し
五反田マルシェのような新しい取り組みも始めているとのこと。
個人的に印象に残ったのは、
ガーデニングが趣味で、今後はその関連イベントもやっていきたいという話。
大きな組織の中でも、
個人の興味や想いが新しい取り組みにつながっていくのが面白いと感じました。
交流会で感じたこと
イベント終了後の交流会では、
登壇者の方や参加者の方と直接話すことができました。
こういう場の価値は、
“話を聞くだけで終わらないこと”にあると思います。
実際に言葉を交わすことで、
その人の考え方や温度感がよりリアルに伝わってきます。
今回の交流会では、
行き場を失った若者の支援をしている方や、
鍼灸師をしながら協会内で認知症カフェを開催している方など、
素敵な方々との出会いもありました。
それぞれが自分の立場で、誰かのために動いている。
そんな姿に触れられたことも、この会の大きな価値だと感じます。
そして何より感じたのは、
品川という街は「人」でできているということ。
行政、企業、現場、文化、流通。
それぞれの立場で動いている人たちがいるからこそ、
街が少しずつ面白くなっていくのだと思いました。
品川区100人カイギを通じて改めて感じたのは、
「一人ひとりの想いが、街をつくっている」ということです。
そして、その想いをどう伝えるかで、
共感の広がり方は大きく変わります。
これは、自分の仕事にも通じる部分です。
これからも、こうした場に積極的に参加しながら、
人の想いや価値を“伝わる形”にしていきたいと思います。
そして今回、参加して本当によかったと感じています。
ただ、品川区100人カイギはこれで一区切り。
もう開催されないと思うと、少し寂しさもあります。
だからこそ、この場で得た出会いや気づきを、
これからの自分の行動につなげていきたいと思います。
すみません。
まじめにメモをとっていなかったので
違っているかもしれないですけど・・・
ご了承ください。
ご指摘をいただければ、修正いたします。
なにかあればご連絡ください。
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小野健治
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