ソニー・ロリンズを想う

先日、ソニー・ロリンズが亡くなったと、
ニュースで知りました。

2026年5月25日、
ニューヨーク州ウッドストックの自宅で、95歳でした。

長い人生を、最後までジャズとともに歩んだ人だったのだと思うと、
本当に「よくここまで頑張ったな」と感じます。

ソニー・ロリンズといえば、
私にとって印象深いのは、
やはり名盤『サキソフォン・コロッサス』です。

中でも、1曲目のセント・トーマスは、
軽快で明るく、
どこか楽しげな演奏がとても好きでした。

難しいことはわからなくても、
聴いているだけで気分が少し上向くような、
そんな魅力があります。

私は以前、中野サンプラザや東京ドームシティでの
ソニー・ロリンズのライブへ行ったことがあります。

今思えば、あの音を同じ空間で聴けたことは、
とても貴重な体験でした。
中野サンプラザの時は、
ソニー・ロリンズは63歳ぐらいだったと思います。

最後の日本公演、とか言われていて
このチャンスを逃しちゃいけないと思い出かけました。
(でもその後、しばらく毎年ソニー・ロリンズのライブがありました・・・)

全く衰えなく軽快で
ステージに立つ姿や、サックスの音色は、
今でも記憶の中に残っています。

実は私自身も、ソニー・ロリンズのように
演奏できたらいいなと思い、テナーサックスを買ったことがあります。

ただ、実際に吹いてみたのは2回ほど。

音が大きいこと、
楽器が思った以上に重く、首は痛くなるし・・・
結局そのままやめてしまいました。

今となっては少し笑ってしまう思い出ですが、
それだけソニー・ロリンズの音に憧れていたのだと思います。

最近は、ジャズをたまに聴く程度ですが、
やはりあの雰囲気が好きです。

音の中に、都会的な軽やかさや、
少し大人の余裕のようなものがあって、
聴いていると気持ちが落ち着きます。

ソニー・ロリンズの演奏は、
これからも多くの人の中で鳴り続けていくのだと思います。

私もまた時々、『サキソフォン・コロッサス』を聴きながら、
あの軽やかなサックスの音に浸ってみたいと思います。