独立・起業・開業の
ホームページの基礎知識
ホームページをどうしたらよいか?
考えている方へ
ホームページを作る方法は?
クラウドサービスを利用する
クラウドサービスには、Goope(グーペ)、Wix(ウイックス)、jimdo(ジンドー)、Ameba Ownd(アメーバオウンド)などがあります。ランニングページでしたらペライチ。NET SHOP(ECサイト)でしたらSTORES、BASE、予約主体のサービスでしたらRESERVA(レゼルバ)があります。
良いところ
●利用料金がWEB会社へ制作を依頼するより安い
●すぐ作れる(テンプレートから選ぶ)
良くないところ
●デザインの自由度が低い(細やかな設定ができない)
●独自ドメインは課金される
●データが手元に残らない(サービス提供の中止でデータがなくなる)
●SEO、LLMO(AI検索)対策が不十分
Word Pressで作る
Word Press自体は、無料で利用できます。利用する前にドメインの取得とWord Pressに対応しているサーバーの契約が必要になります。手順としては、1.ドメインの取得、2.サーバーの契約、3.サーバーのコントロールパネルからWord Pressのインストールとなります。Word Pressに対応しているサーバーには、Xサーバー、お名前.comのサーバー、サクラサーバー、ロリポップなどがあります。
良いところ
●Word Press自体は無料
●すぐ作れる(テンプレート<テーマ>から選ぶ)
●SEOに強い
良くないところ
●デザインの自由度が低い(細やかな設定ができない)
●自由に作りたい場合phpの専門知識が必要(難しい)
●ドメイン、サーバー代がかかる
●データは手元にない(サーバーのデータベース上)
ホームページ作成ソフトBiNDupで作る
お金はかかりますが、その金額にドメインの取得代やサーバー代も含まれています。BiNDから直接ドメインの取得ができ、サーバーへデータをアップロードするための設定も自動でできます。テンプレートを利用すれば簡単に作成できます。
良いところ
●テンプレートで簡単に作成
●ドメイン取得やサーバーも一式付いている
●ブログなど必須機能が、すぐできる
●デザインの自由度が高い(htmlやCSSを知らなくても大丈夫)
●データは手元のパソコンに保管できる
●クラウドからや手元のパソコンから、ソフトの立ち上げができる
良くないところ
●デザインの自由度が高い反面、細やかな設定が必要
●お金がかかる(ドメイン、サーバー代込で2.9万円ほど)
デザイン会社に依頼する
デザイン会社によって、デザイン力、コンテンツ作成力、提案力、金額が違ってきます。たくさんのデザイン会社がある中で、最適なデザイン会社を見つけ出すことは難しいものです。制作費、管理費、更新料(更新時)などが、かかります。デザイン会社の多くが、Word Pressか、Adobe Dreamweaverでの制作しています。Word Pressの場合、更新の仕方を教えてくれるところもあります。
良いところ
●思い通りのホームページを作ってもらえる(良いデザイン会社の場合)
●集客や販売など売り上げにつながる(良いデザイン会社の場合)
●コンテンツのアドバイスがもらえる(良いデザイン会社の場合)
●SEO対策のアドバイスがもらえる(良いデザイン会社の場合)
良くないところ
●制作費、管理費、更新料(更新時)などお金がかかる
●最適なデザイン会社を見つけるのが難しい
●要望を明確に伝えなければならない(曖昧な表現はトラブルになります)
●コンテンツの不備や良くないデザインになることもある(悪いデザイン会社の場合)
●コンテンツやSEOのアドバイスがもらえない(悪いデザイン会社の場合)
クラウドサービスに申し込み、デザイン会社に作ってもらう
クラウドサービスのGoope(グーペ)、Wix(ウイックス)、jimdo(ジンドー)、Ameba Ownd(アメーバオウンド)、ペライチ、STORES、BASE、RESERVA(レゼルバ)に申し込み、初回の制作は、制作実績のある会社もしくはフリーランスへ依頼し、改訂は自ら行う。
良いところ
●クラウドサービスを使用せずにWEB会社へ制作を依頼するより安い
●更新作業を自ら行うことで安くできる。
良くないところ
●デザインの自由度が低い(細やかな設定ができない)
●独自ドメインは課金される
●データが手元に残らない(サービス提供の中止でデータがなくなる)
●SEO、LLMO(AI検索)対策が不十分
BiNDupで制作するデザイン会社に依頼する
BiNDupで、ご要望に沿ったホームページを作ってもらいます。その後、完成したBiNDupデータを受け取とり、使い方を教われば、更新作業をご自身でできます。管理費や更新料のコストの削減ができます。BiNDupを使っているデザイン会社にもデザイン力があってコンテンツ作成やアドバイスをしてくれる会社と、テキストや画像をもらって組みあげるのが得意な会社があります。
良いところ
●安めに思い通りのホームページを作ってもらえる(よいデザイン会社)
●管理費・更新料無料、更新がいつでも何回でもできる
●集客や販売など売り上げにつながる(よいデザイン会社)
●コンテンツのアドバイスがもらえる(よいデザイン会社)
●SEO対策のアドバイスがもらえる(よいデザイン会社)
良くないところ
●BiNDup代がかかる(一括払いの場合、税込32736円/年)
●要望を明確に伝えなければならない(曖昧な表現はトラブルになります)
●デザイン力があってコンテンツ作成やアドバイスをしてくれる会社か
素材の組み上げが得意な会社か見極めが必要
ホームページ制作会社の種類
1.クリエイティブ系のデザイン会社
・デザイン力は高い
・構成の提案、コンテンツの作成(企画〜文章作成、撮影)は得意
2.DTP系のデザイン会社
・もらった素材を形にするのが得意
・コンテンツ作成は苦手
・デザイン力は弱い
3.システム開発会社
・各種仕組みを作るのは得意
・コンテンツ作成は苦手
・デザイン力は弱い
4.広告代理店
・制作は全て外部なので、なんでもできる
・価格が高い
5.プランニング会社
・構成の提案、コンテンツの作成(企画〜文章作成、撮影)は得意
・デザイン力は弱い
6.コンサルティング会社
・ビジネス全体への提案が得意
・制作は全て外部なので、なんでもできる
・価格が高い
何系の会社か確認しておくと、強みと弱みがわかります。
決めるべきこと?
ドメインをどうするか?
独自ドメインを取得することをお勧めします。独自ドメインの方がSEO的に有利だからです。無料サービスのドメインでは、検索しても表示されないようです。
サーバーをどうするか?
ドメインを取得した会社で、サーバーを契約すると、ドメインの登録やネームサーバーの設定がスムーズです。もちろん、設定をしっかりやれば、ドメイン取得会社とサーバーの会社が違っても問題はありません。
ホームページの目的をどうするか?
コンテンツを考える前に、営業ストーリーなどを考えながら目的を決めるべきです。例えば、名刺交換時に伝えることができなかった会社案内の情報の補完用。検索結果に表示され情報を提供するツール。仕事を獲得する営業マンに仕立てたい。受注や販売を行いたい。などが考えられます。
どんなコンテンツを掲載するか?
ホームページの目的によって掲載する情報が違ってきます。また、情報をどこまで掲載するか、会社案内やサービス案内の情報、パワーポイントなどでつくる個別資料との棲みわけも必要です。
コンテンツは、自分で作るか?プロに頼むか?
コンテンツを自分たちで作るか?プロに作ってもらうのか?自分たちで作れば、コストはかかりませんが、どんなコンテンツが、効果的なのか、わかりにくいですし、文章を書き起こしも大変だったりします。コンテンツの企画から文章作成、イラスト制作、撮影、図の作成など、プロに作ってもらえば、より効果的な内容のホームページになります。
デザインをどんな雰囲気にするか?
ブランドイメージを考え、デザインを考えます。デザイン会社に作ってもらう場合、イメージを言葉で伝えるだけではなく、具体的に近いイメージのホームページのURLを伝えます。制作するデザイナーも具体的に示してもらった方が、作りやすいですし、スムーズにホームページができ上がります。
ホームページのコンテンツ
□ビジョン
□企業理念
□会社の特徴
□提供できる価値
(ベネフィット)
□独自の魅力(USP)
=売りや集客のポイント
□業務事業紹介
□製品・サービス紹介
□商品やサービスの特徴
□品質保証
□お客様の声
□事例
□実績
□社員紹介
□組織紹介
□研究・開発について
□業界関連情報
□FAQ
□ニュースリリース
(リンク先ページ)
□直販ページ
□特設ページ(キャンペーン)
□会社概要
□沿革
□組織図
□設備
□拠点住所
□主な取引先
□加入団体
□環境対応
□情報セキュリティ対応
□CSR
□海外展開・拠点
□ロゴマークについて
□地図(グーグルマップとの連携)
□ブログ
□外部ブログの表示
□個人情報保護のための行動指針
□お問い合わせフォーム
ホームページ制作の大切なこと
ホームページの目的を明確にしましょう。
目的達成するためのUSPに特化したコンテンツを作成しましょう。
※USP(Unique Selling Proposition)とは、商品やサービスが持っている独自の強みのことです。